エンガル2015

全日本の調整として参加。
距離は長くないため、強度をできるだけ高めたレースを心掛けるべくのぞんだ。

修善寺で優勝した西尾君に、どこまで食い下がれるか。
自分が学生の頃は修善寺で優勝していないし、あの頃より自分が強いとも思っていないので、勝てるとは全く思っていなかったが、学生トップクラスの登りの選手への力試しと思うと少し楽しみでもあった。

土曜日は、嫁と遠軽へ。
夕方到着し、自転車をイジイジ。
余裕をもってやらんと駄目だな。
夕食は、近くの蕎麦屋で鍋焼きうどん。
居酒屋にもいってみて、少し食べる。
異様な混み具合で、全然ホールがまわってない…。
メラトニン飲んで寝た。

日曜日は、ホテルで朝食をとり、
遠軽からコースへ。
優勝旗を返還して、スタートを待つ。
待ってる時間が嫌いなので、早くスタートしてって感じ。
スタート前にコースで水戸部さんと少し話す。

序盤は、ペースは速くないし、有力選手も積極的では無かったので、つまらないし、練習のためと思って前に出てペースを作る。

同調する動きはあまり無かったが、西尾君が一緒に走ってくれたり。
ペースを少し上げたら、若干キツそうだっが、終盤まで表情はあまり変わらなかったな。
集団はあまり緊張感のない感じで、ペースも遅かったから、勝負所が待ち遠しかった。

中盤は、集団のなかに入ったり、前にでたり、後ろにいったりと。
ペースあげるかーみたいな話をしているので、それまでの自分の動きを考えると、うーんと、思いつつも、備えておく。

登り始めでガツンとペースがあがる。
やっぱりなーと思うも、周りをみると有力選手が追っていくので、自分もワンテンポ遅れて追う。

追い付いてからは、ペースを上げて絞りたいので、先頭に出てペースを上げる。
栗栖君が登りでキツそうだったので、少しでも楽になればと、少しプッシュ。
何度か一緒にツール出てるし、近年ここまで残っていることが無かったので頑張ってほしかった。

終盤は、絞られたメンバーのなかで走る。
余裕無さそうな人たちは、やはり離れていく。
ペースが落るタイミングで、仕方なく暫く先頭に出て後ろに下がった瞬間に、アタックされたのは、相当頭にきた。
もう先頭に出てもペースを上げないと誓う。

意外にも脚に来ていてきつい。
最後の登りで、3人に絞られたが、自分はきついので、アタックに反応するテンポが一層落ちてきていたため、アタックされても追えないからと、2人に伝える。
案の定、西尾君がアタック。
木村君は、一瞬躊躇したと思うが、追っていく。
おいて行かれるが、とりあえず、頑張るしかない。
ペースが上がってるかは分からんが最後だし、出し切るのみ。
緩くなる手前のきつい坂で、木村君をパス。
2人で追いたかったので、手で合図するも、駄目だった。
前は見えているが、微妙な距離が縮まらない。逆に思ったよりも離されていなくて、少し意外。

頑張って追ってみるも、追いつきそうで追いつかない。
向こうも気にしていて何度も後ろを振り返っている。
ギリギリの状態で追い続けるが、ざっくり時間を測っても10秒程度が詰まらない。
ゴール手前でも縮まらないので、無理だと悟る。
かなり追い込んでゴール。

直後は、そうでも無かったが、低血糖?で、具合が悪くなる。
そして、補給で梅丹の黒ばかり飲んでいたため、カフェインの摂り過ぎで、少し震えも出た。

後半の余裕のなさから、距離に対する不安を拭いきれず終わってしまった。