運動

○基本的な考え方

こちらも感触感覚がとっても大事。
出しきった、やりきった、追い込んだ、今の自分の
全力を出した
という感触が重要。

練習は、この感触と、必要な負荷(レースの勝負となる時間とパワー)をマッチングしながら、
進めていく。

ただし、追い込み過ぎるのは、短期的に見れば
悪いことではないが、身体へのダメージや
免疫力の低下、モチベーションの低下なども
あるため、ここに踏み込まないギリギリの
ラインを責め、継続するのがベスト。

○自転車

基本的には、身体へ負荷をかけることが最も
重要。
求められる負荷に順応する身体になるためには
負荷を継続してかけることが必要。

負荷は、目標とするレースの勝負どころとなる
時間と強度がベスト。
だが、短時間高強度でも比較的汎用性の高い
順応効果が得られる。

ポイントは、感触→順応→結果の成功事例を
得ることで、自分がどうすれば、
良い感触が掴めるか
必要とされる強度に順応するか
求める結果に繋がるか
を、何となくでもいいので、分かること。

自分の身体の中のクセは自分で感じるのが、
最も簡単で確実。

まずは、これを知っているかが土俵に
上がれるかで、その上で、一回の強度に
耐えられるか、それを継続できるか、
自転車のスピードに変換できるか、
レースの集団でうまく立ち回れるか、
ゴール手前で駆け引きができるか、
といった優先度合いで、能力を高めていく。


よって、身体への負荷であれば、室内でもどこでも
よく、さらなるブラッシュアップのために、
自転車にのってのトレーニングが求められる。

○補完

ランニングや筋トレは、筋への意識を高めるために
行う。
自転車のみでは良くも悪くも筋が順応してしまい、
筋の部位を意識したペダリングが難しい。
意識しすぎも勿論良くないが、ペダリングのなかで、必要なタイミングで、必要な筋を意識して、
力が入り発揮させることが出来るのは、メリットになる。