エンガルサンロード2016

優勝したが実力は一番ではないと感じたレース。

⚪レースまでの練習
今年は具体的な目標が定まらないなか、とりあえずエンガルまでは頑張り、その結果も踏まえて今後のことを考えることとした。
そのため、10分程度のリピート力が重要になると考え、その時間のパワーとリピート力を高めるように意識した。
具体的には、昨年11月頃から、パワーマックスでの5分半の全力走を、1日1回、数日おきに出来る限り行い、パワーを高めるようにした。
(全力を出し切りやすいという練習でもある。正月の1週間前は隙間の時間で1~2時間のランニングをした。冬にランニングをしたシーズンは割と良い。)
ロードは、苫小牧では天候によっては、冬でも乗れるため、行けるときは、行くようにした。ただ、1月から3月までで、乗ったのは10回くらいか。。
4月からは、大坪君と練習する機会もあり、鈴木さんにも混ぜてもらいつつ、一人だとなかなか上がらないロードへのモチベーションを維持しようとした。
しかし、6月に入ってからは、一人で練習する機会も増え、ロードへのモチベーションは低下していった。
天気がいい日でも室内でパワーマックス。。罪悪感からなるべく追い込む練習を心掛けるがスタミナが不安。。
ただ、道新杯が終わってから、2、3回、大坪君や鈴木さんとロードで10分程度を繰り返す練習で、かなり追い込めた。
それは、とてもよかったと思う。
ただ、右膝のたまに出る痛みと、パワーマックスでの一時間走をやろうとするもことごとく失敗していたため、調子はあまり良くないだろうと思っていた。
そのため、あとはコンディションを整えることに集中した。

1週間前の土日はパワーマックス。
月曜日休んで、火曜日もパワーマックス。が、一時間走に失敗して落ち込む。
水曜日仕事休みのため、昼からロード2時間半で30分走3本。頑張った結果、かなり脚にきた。夕方札幌へ。木曜日夜競馬イベントで10時帰宅。金曜日はパワーマックスで5分半のトライアル。424とベスト。2本目は悩んだが疲労を残すのも嫌なのでやめた。
火曜日からは毎日風呂に入っておいた。

⚪機材
ホイールを道新杯やロードでの感触や、色々な評価などから、ゴキソにすることにした。
ソーヨーのラテックスにしたが、結果的には、失敗だった。。(後述)念のためとライトウエイトも持っていき、よかった。

⚪イメージ
過去4回出たことから、
ホイールはローハイトはきつい(ただゴキソなら回るから大丈夫だろう)
前夜に食べ過ぎると消化不良を起こし、翌日に影響がでる
補給のジェルは吐き気を催す(それでも使ったが、やはり失敗だった)
前半動きすぎると後半脚へのダメージがでかい(昨年思い知った)
スプリントになったら、はやがけは、禁物
というところを気を付けた。

⚪レース
前日は午前中仕事で、昼に準備して、イオンで蕎麦を食べて出発。
岩見沢から高速にしてみたが、3時間半くらいで着いた。
6時半に着いて、霧雨だったが軽く太陽の丘の坂を登る。
なかなかの坂だった。
ホテル近くの蕎麦屋で親子そばを、食べ、居酒屋で、おにぎり、手羽餃子3本、サラダを食べる。
少し食べ過ぎたので、エビオスを少し飲む。
ホテルの風呂に入るが激熱で水を入れていたら、明日レースに出るという人と少し話す。
水風呂もあるので、交替浴を数回。
10時半過ぎに寝た。
枕持参したのに、寝違えて2回ほど起きた。

翌朝は5時20分の目覚ましで起きる。
眠い。。
45分から朝飯を食べる。
胃腸は調子よく、結構食べられた。
若干食べ過ぎたか。。
6時に出発して、ガソリン入れてセブンでコーヒー買って会場へ。
7時に到着。
スタート10分ほど前、軽く走っていたら、前輪がパンク。
幸い近くにいた知り合いがホイールを持っていたので、お借りして急いで車へ。
予備のライトウエイトに空気を入れて、後輪も変えるかどうか少し迷ったが、前後交換してスタート地点へ。
スタートまで2分切っていた。。

勿論最後尾からスタート。
少し離れてギアの感触を確認。
少しハトビするが、なんとか大丈夫。
なぜかパレード中ストップしていたな。。
前方で下りたかったが、前にはいけず、後方で下って登りへ。
1回目からペース速いし、後方からなのできつい。。不安になる。
前方に移動して様子をみる。
2回目は前方で少し警戒したがペースはあがらず。ただそこまで余裕はなかった。
補給が開始されたが、ボトルの水も背中の補給も全然減ってなくて、失敗したかなぁと思う。
3回目は、たしか中川君の1本引きで、2番手につける。
それまでチェーンラインを考えてインナーで登っていたが、アウターにしてみたら感触がよかった。
絶妙なペースでとても走りやすくあっという間に頂上へ。
2回ほど下り中小水をしたが、1度熊坂君が押してくれた。有難い。
それからはほぼ登りはアウターにしたら少し余裕が出てきて、前にも出れるようになった。
しかし、5回目あたりの登りで、右膝がめちゃくちゃ痛みだす。たしか、三輪さんの1本引きのときな気がする。
ペースも速くて、かなりきつい。
左脚メインにしてみたり、踏み方をかえてみるも、あまり効果なし。
もう降りてしまおうかと思うも、痛みが引く可能性もゼロではないので、なんとか走る。
以前膝の痛みは筋肉で引っ張られることが原因と聞いていたので、次の下りは太股を伸ばす。そして、マッサージ。
6回目の登りでもまだ痛い。が、まだ走れる。
筋肉や呼吸には余裕があった。膝さえ良くなればと、次の下りでも、伸ばしてマッサージ。

ようやくレースは半分が終わりスタミナも気になるところだがキツくはない。
スタミナが保つのを祈るのみ。
ようやく膝が回復してきて、前にも出れるようになる。
ペースも上がりだし、アタックもかかるが、反応出来ない程ではない。
自分も前に出てペースを維持するが、その後にアタックされることが、数回あり、自意識過剰なので嫌われてるのではないかと思う。
人数が絞られてもペースを上げたいもしくは維持したい人と、集団に付いていきたい人とで、意識の差があり、ローテーションがうまく回らず。。
自分も、アタックされるときついが、ペースを維持することはできるので、ローテーションにより速いペースを保ちたいが安定しない。
少しイライラ。

終盤になると膝の痛みはほぼ消えたため、登りも余裕をもってこなせた。
スタミナもなんとか持ちこたえた。
ラストの補給で、なぜか補給終了のデマが飛び交いコーラを取り損ねるが、なんとか水は確保。
しかもラスト1周に入る前に補給があった。無いはずなのに??補給の両親を探したがゴール地点で写真を撮っていた。。

平坦では決まった人しかローテーションしないが、余裕があってしないわけでは、ないと思うので、あまり気にしない。
その後の下りは菅原君がずっと前にでる。
最後の登りは、これまでよりなぜかきつかった。。ほぼ中川君の1本引き。
アタックをかけていたが、その後のスピードに乗り切れておらず、自分が追いつくを何度か繰り返す。
が、きつい。
後ろを気にしている余裕はなかったが、いつの間にか3人に絞られていた。
中川、熊坂、松田の順で最後の直線へ。
正直、スプリント頑張るのもきついし、申し訳ないなぁと思ったが、頑張ることに。

ゴール前の一瞬の牽制により、少し回復できた。
熊坂君がまくり、さらに自分がまくる。
2013年の5位争いと同じ。熊坂君が叫ぶのも同じ。デジャブ。
手を上げるのもどうかと思ったが、せっかくなのであげておいた。
ゴール後は、キツさに苦しむ。

今回は中川君が強かったという印象。
皆も同じように感じたはず。
脚も軽かった。
これからますます力と経験がつくはずなので期待。
お互いコンディションがベストな状態で、また走りたい。