ニセコクラシック2016

そろそろシーズンを終えるため、最後に大きなレースにでようと思い、ギリギリで申し込み。(だからプログラムに名前が無かった?)
無事にレースを終えられて一安心。
宿泊した木ニセコは、素晴らしいホテルのうえ、選手にも思いやりがあって、嫁共々大満足。
またレース以外でも泊まってみたい。

⚪レースまでの1週間
月曜日
嫁の誕生日でノーライド。体重が落ちていたので油ものも気にせず食べる。

火曜日
酒により疲れていて寝る。

水曜日
運動するも調子はイマイチ。前週頑張りすぎたのか、パフォーマンスが低下していて少し焦る。

木曜日
運動頑張ろうと思うも日帰り旭川で疲れすぎていて寝る。

金曜日
飲み会のため疲れていたが、前週10分をやることで体調が良くなっていたので、今日やれば良くなると信じて10分2本。
セット間は長くして疲労がたまりすぎないようにした。パワーマックスで380 と376。1時過ぎに終えて2時に寝る。

土曜日
7時に目覚めてしまい、それから寝られなかった。
午前中軽く運動。
諸々準備して会場へ。
ニセコは綺麗で良かった。

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夕方頭痛がひどかった。
おそらく疲れと寝不足のためだろう。
9時半に寝た。

⚪機材
フレームは先日書いたとおりlook595。
ホイールはゴキソ。
タイヤは前輪グランプリ4000 23c 後輪フォース。前輪はあまり転がる感じがしなかったのと、雨予報のため22cのアタックはやめた。
チェーンリングはアウターのみ楕円。お試しで買ってそのままだった。78のクランクを外せず。。劇坂は無いためアウターで行けるかなという想定。

⚪イメージ
2年前の第1回大会に出場した反省を踏まえる。
アンヌプリから3人で抜け出して後半の登りでノックアウトし、暑さも伴って死にかけた苦い経験があった。それから直前の乗り込みも不足していた。
天候はどうにもならないが、乗り込みと展開はどうにかできる。
乗り込みといってもL4~L5あたりの積み重ねだが。。
展開は後半の登り連発でもタレない走りをすることが目標。後半の登りでいきなり頑張っても最後にタレるのでペース配分には気を付ける。

⚪レース
当日は何度か目覚めたが4時に起きて4時半から嫁とバイキング。コーヒーも飲んでおく。
霧が出ていて寒そうなのでウィンターオイルを塗る。
バーテープを巻いて会場へ。
膝が少し痛んだので、一度戻って、シップとサポーターを巻く。本当ならサポーターは水を吸うのでネットにしたいが。。

整列の仕方がよく分からず、後ろのほうの空いているところに列ぶもそこ違う!と怒られる。
が、結局スタート前にはよく分からんならび方になっていた。。テープとかコーンとかで区分けできないのかな。。

スタート後、下り基調の道をかなりのスローペースでパレード。
本スタートでペースが上がる。
後ろは色々恐いので下がらないように前方にいる。
登りは少しペースを上げて、自分と皆さんの調子を伺う。自分は悪くはなさそう。
アンヌプリへのアップダウンで、4人で抜け出す。
ピーチマックス佐々木選手、ラファとニールプライドの外人2人。
佐々木選手が積極的に牽引。
自分は序盤に4人しかいないのは不安なので、様子見でローテ。
オフィシャルバイクがタイム差?を話した瞬間、ラファがアタック。
??だったが、スプリントポイントだったらしい。
その後もそこそこのペースでいくが、アンヌプリ前に集団に追いつかれる。
少し疲れていたし、アウターしばりのため、アンヌプリ中盤まではあまり余裕は無かった。
集団のペースはあまり上がらず。
アンヌプリの下りは結構速い。日本海への右カーブ前に先頭にドッキングした。
さらに下るも雨脚が半端ではなく強まる。
シャワー状態。
さらに強まる。
粒が大きくて痛い。。
シップは役に立たなくなり外す。
下りきって、補給場所を過ぎると、日本海からの風で寒い。。
体と歯が震え出す。
折り返して追い風になる。
寒いので先頭に出て強度を高める。
少し飛び出したりもしたが当然集団から追いつかれる。
皆さん、後半のアップダウンに備えている感じ。
自分もそうだが。

後半の登りは、
新見温泉への登り
アップダウンを経て
黄金温泉の登り
アップダウンを経て
ゴールへの登り
がある。

まず新見温泉への登りは、予想通りペースが上がる。
ほぼ岩島選手の1本引き。
流れで2番手になる。
かなり速くきつい。。
アウターをリズミカルに踏んでいるのが印象的。
脚がつりそうになる。
頂上付近で、勾配が緩くなるとようやく交代。
山岳賞の前で交代したので、とっていいですよと言うと、前で逃げているのでとの返答。さらに聞くと2、3名が前にいるらしい。
知らなかった。
先を見ても、見つけられないので、結構先なのだろう。焦る。。
5人ほどの集団となり、その後のアップダウンもいいペースで走る。
岩島選手の番手はきつい。。
が、登りであれば余裕をもって牽引できるようになる。
アップダウンの後半で、ようやく遠くにシマノカーとオフィシャルカーが見えて、岩島選手があれが先頭に教えてくれる。
が、なかなか近づかない。
長い下りを経て、黄金温泉の登りへ。
ここはきつめの印象があったが、アウターでいけた。
ほぼ自分が先頭に出る。
ここで皆の余裕具合が分かった。
登りの中盤過ぎてやっと先頭に追いつく。
その後もペースを落とさないように先頭に出るが、後続と3分以上と聞いて、皆若干牽制気味の雰囲気となる。
長い下りを経て、アップダウンもそこまでペースは上がらず。
一応、少しでもダメージをと思い、登りでは前に出てペースを少し上げておく。
大きな動きは動かず、距離だけがカウントダウン。
皆、形だけのローテとなる。
新見温泉への登りを見ていたので岩島選手を警戒。
比羅夫のセイコマあたりで、それまでキツそうであまり前にでなかったピンクの選手が飛び出す。
牽制で皆前を追わず、前との距離が開く。
先頭は余裕無さそうだったので垂れてくるかと思ったが、逆に開いていくので不安になる。
右に曲がりゴールへの登りに。
岩島選手の表情に余裕が無さそうだったので、もう行くしかないと思い、スプリント。
これまでの走りを見て、正直ピンクの選手には優勝してほしくなかった。
無事ゴール前で追いつき、70kmの方々がゴールするなか、微妙に手を上げてゴール。

⚪その後
ホテルの風呂場で、道外の方が集団スプリントだったことについて話していたのが聞こえたが、一端を見ただけで後は自分のイメージで話していた。。
その後、別の人も同じような話をしていた。
反面教師にしよう。

⚪感想
この時期のニセコにしては、かなり気温が低かったので、道外よりは道内の選手の方が対応しやすかったと思う。
おそらく、灼熱になれば道外選手が圧倒的に有利だったと思う。
皆感じていたと思うが、インターナショナルで、かなり大きな大会に成長していた。
勿論、色々と改善してほしいところもあるが、末永くこの大きな大会を続けていってもらいたい。