小橋選手とのライド

苫小牧にいるとのことで、一緒に走れることになった。
早朝だったが、天気も良く、色々話が出来て良かった。
概要は以下のとおり(一応確認して公開の許可は得た)。

⚪全日本
去年はuciポイントが欲しかったのでエリートで出たが(ネイションズカップにはuciポイントにより出場が決まるレースがあるらしい)、今年は勝ちたかったのでアンダーで出た。
今回優勝した選手は走っているときから力の違いを感じた。(体重61kgで昨年20m365w位で今年はもっと強い)
最後の登りはスプリントになれば勝てるので2人で行ければとも思い、勝負に出て、オールアウトになるまで、優勝した選手を追いかけた。
もう少し保てば良かったのだが、いつも練習しているインターバルの時間よりも少し長かった。
(小橋選手は、体重も軽いのだろうが、話を聞いていると、ftpがそこまで高くはなくパンチ力やスプリント力が高い選手という感じだった)

⚪今後のレース
今月末からのネイションズカップ。
これからジスでの合宿もあるので、コンディションを上げていく。
ツールド北海道にも出たい。

⚪9100
小橋選手も詳細は分からないらしい。(情報統制の可能性もあるが)
ロットが少ないので、海外選手→国内選手という順番のよう。
パワーメーターも、9000クランクに付いているのは知っているが、9100は詳細不明。
年上の選手は新作を試していたりするが、小橋選手はそういった機会はあまりない。
(話しているときは気づかなかったが、改めて書いてみると、うまくかわされたか。。)

⚪タイヤ
25cが好み。抵抗も少ないし、グリップも良くコーナーも安定する。ペダリングのときの路面を捉えている感覚もいい。(練習用はgp4000s2だった)
レースのときは、チューブラーでスポンサーのビットリアを使っている。コットンはまだ使っていないが期待している。
昨年ロンドのアンダーのレースに出たとき、ノーマルタイヤで出たため、石畳で自転車が跳ねて進まず、周りからおいて行かれた(シクロクロスもやっているので、タイヤの影響で遅れるのは分かるとのこと)。
石畳では、路面の荒れをタイヤでいなしながら、体重をかけてペダリングしていくイメージ。
今年のロンドでは、有名な海外メーカーのコットンタイヤ(デュガス)を付け(27c4bar)挑んだが、残念ながら石畳は無かった。
国内ではスポンサーの関係もあるので使えないが、自分がホビーでレースに出て、路面が荒れてるところがあるレースなら、そのタイヤを使いたい。

⚪チェーンリング
54 41にする予定。フロントが大きいほうが、体重を使ったペダリングが出来る。今はリアが28などもあるので問題ない。修善寺もアウターで走りきった。高校のときもインナーは41だった。さすがにジャパンカップは38にしたが。。
ホビーでもギアを軽くするのはNGで体重を使ったペダリングが出来なくなるだけ。

⚪ブレーキ
現行のシマノブレーキの制動力はかなり高くコーナーギリギリまで安心して突っ込める。

⚪サドル
スペシャのパワーサドルはいい。性能に無駄がなく突き詰められている。契約のしがらみが無ければ使いたい。

⚪evo
新しいモデルはいい。前作よりも良くなっている。フォークとフレームのバランスがいい。前モデルよりフォークは細いが剛性が上がっている。

⚪dope
外人は。。
海外は手に入りやすい環境もある。
富士山で優勝した選手は、レース前自国に帰っていた。

toj
修善寺はめちゃくちゃきつかった。NPがftpの93%だった。
東京はスピードがめちゃくちゃ速かった(av49km)。
総合で上にいないと集団でも後ろになるため、クリテは不利だった。
ラストの集団スプリントは前方に行ったが、下がってきたアシストと絡みそうになり、残念だった。



トレーニングの話なども聞けば良かったと後から後悔。
樽前山の緩い下りでペースを上げてもらったら速すぎて死ぬかと思った。
後ろからフォームを見ていたが、膝の軌道や上半身のブレがないと感じた。
横から見たが、体幹もしっかりしていた。

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30のおっさんと遊んでくれてありがたい。
これは応援したい気持ちが強まるなぁ。